クワガタの養殖方法

クワガタは昆虫の中でも特に人気が高く、自分で飼育している人もたくさんいます。ただ、趣味というよりも、販売目的で飼育している人が多いようです。

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クワガタの養殖方法

幼虫の飼育


クワガタの幼虫を飼育する方法には2つのものがあります。オガクズを発酵させて幼虫が食べやすい状態にした物が「発酵マット」です。発酵マットにも色々種類があり、使い分ける事によって、ほとんどのクワガタの幼虫を飼育する事が出来ます。


「菌糸ビン」はオガクズをきのこの菌で分解し、クワガタの幼虫が食べやすい状態にした物です。発酵マットより飼育できるクワガタの種類は少ないですが、クワガタをより大きく育てる事が出来ます。発酵マットも菌糸ビンも、1000cc前後のビンに入れて飼育するのが一般的で、飼育方法も基本的に同じです。


直射日光の当たらない静かな場所にビンを置き、飼育するクワガタにあった温度で管理します。だいたい20〜25度くらいです。また、飼育する容器の通気を確保し、酸欠や乾燥、菌糸のムレに注意します。


ひとつの容器に1頭で飼育します。幼虫飼育をはじめてから成虫になるまでに何回かエサ交換を行います。交換のサイクルは3ヶ月が目安です。幼虫飼育を始めてからある程度期間がたつと、蛹室を作り蛹になります。この時期は衝撃に弱いので注意します。このまま管理していれば虫の種類や大きさ、温度の高低によって差が出てきますが、蛹になってから4〜8週間ほどで羽化して成虫になります。


時期が来れば自力で這い出してきます。羽化して間もない成虫はまだ体が固まっていないので、掘り出す場合は羽化から3〜4週間程度経ってからにします。取り出したら成虫飼育セットに移します。


クワガタの養殖方法

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